濡れて汚れてもなお白く散る/透明な存在

雨の道路でパチリ。
●●● ●●● 透明な存在 ●●● ●●●
雪の予報が雨に変わった。
帽子をバックに入れて出てきたけれど、傘は持っていない。
この季節の雨は嫌いではないし
特に夕暮れ近いこの時間は
濡れた路面に映る街灯が美しい。
朽ちた葉を嫌う人は結構多い。
わたしは
道路の隅に遠慮がちに固まった、朽ち果てた落ち葉を
特段、醜いとも汚いともおもわない。
むしろ黒ずんだその姿は、
主役を引き立てる “脇役として” “被写体として”
撮りたい存在だ。
久々見る川の流れは結構早く、
何かにせき立てられて急いでいるように見える。
そうさせている正体は?何??
「冬」という季節だろうか?
もしかしてわたし、
必要以上に 「冬」 と結びつけてしまっているのだろうか?
着てきたライトダウンのロングコートがびっしょりになった。
濡れたコートを纏い
度々立ち止まっては、スマホで写真を撮っているわたしは、
すれ違う車からは、“奇異な存在” なんだろうか。
それとも・・・それは思い上がりだろうか。
思う以上に “無” に限りなく近く、
自分は透明な存在なのだろうか。
誰もが自然の流れを、日常の延長として享受しているのかも知れない。
●●● 2019.11.27 ●●●

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