暑寒別港/ふたたびローソクもらい

7月に行ったミニ旅行の写真で、暑い季節にアップしようと残して置いた写真の1枚です。
ここでもたくさん写真を撮りましたので、
またまた続くかも・・・(;´▽`lllA``
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この間書いた、七夕の「ロウソクもらい歌?」で、
旭川の歌に間違いがあったので、直しておきました。
旭川の皆さんゴメンなさい。
また函館においては、
「ローソクけなきゃ(くれなければ) かっちゃくぞー」 は小学校の指導で消滅し、
「おー いやいやよ」 も意味不明とされ、
学校などの指導が元で 「大いに祝おう」 が普及した。
そうですよ。
古くは、日本各地の移住である北海道。
一般に、
その故郷の習俗を受け継ぎ、点在するケースが多いのですが、
この習わしは、地域を越えて北海道一円に分布しているようです。
各地の “ロウソクもらい” について詳しくは、
Wikipediaの、 『ローソクもらい』 https://ja.wikipedia.org/wiki/ろーそくもらい" target="_blank" title=" https://ja.wikipedia.org/wiki/ろーそくもらい"> https://ja.wikipedia.org/wiki/ろーそくもらい
に詳しくありますので、そちらをご覧ください。
また、<各地のもらい歌> は、抜粋し “[Read More]” に、掲載しておきますね。
北海道だけではなく、
富山県、石川県などでも行われているようですよ。
<今日のココロのカタチ:文字が多くなってしまいました。 記事はちゃんと調べてから書かなくちゃいけませんね。ごめんなさいm(_ _)m
札幌近郊 道東遠軽町周辺 登別市 旭川市(一部地域のみ) 歌志内市 釧路市 余市町
「ローソク出ーせー出ーせーよー 出ーさーないとー かっちゃくぞー おーまーけーにー噛み付くぞー」
「ローソク出ーせー出ーせーよー 出ーさーないとー かっちゃくぞー おーまーけーにー喰い付くぞー」
「ローソク出ーせー出ーせーよー 出ーさーないとー かっちゃくぞー おーまーけーにーひっかくぞー」
「ローソク出ーせー出ーせーよー 出ーさーないとー ひっかくぞー おーまーけーにーかっちゃくぞー」
「ローソク出ーせー出ーせー出ーせー 出ーさーないとー かっちゃくぞー おーまーけーにー噛み付くぞー」
千歳近郊
「ローソク出ーせー出ーせーよー 出ーさーないとー かっちゃくぞー おーまーけーにー噛み付くぞー 噛み付いたら放さんぞー」
「ローソク出ーせー出ーせーよー 出ーさーないとー かっちゃくぞー おーまーけーにー喰い付くぞー 喰い付いたら放さんぞー」
小樽市
「今年 豊年七夕まつり ローソク出ーせー 出ーせーよー 出ーさーねーば かっちゃくぞー おーまーけーに 喰っつくぞ 商売繁昌 出ーせー 出ーせー 出ーせーよー」
古平郡
「今年豊年七夕祭り・・・寝ても起きても けねうぢ 動かね」
函館市、七飯町
「竹に短冊七夕祭り 大いに祝おう ローソク一本頂戴なー」
「竹に短冊七夕祭り 多い(追い)は嫌よ ローソク一本頂戴なー」
「竹に短冊七夕祭り おーいやいやよ ローソク一本頂戴なー」(昭和50年代まで)
「竹に短冊七夕祭り おーいやいやよ ローソク一本頂戴なー ローソクけなきゃ かっちゃくぞー」(昭和30年代より以前)
上磯町(現・北斗市) 檜山
「竹に短冊七夕祭り おーいやいやよ ローソク一本頂戴なー」
「竹に短冊七夕祭り 多いは嫌よ ローソク一本頂戴なー くれなきゃ顔をかっちゃくぞー」
松前
「ことーしゃ 豊年七夕祭りよ おーいやいやよ ローソク一本ちょうだいなー 出ーさーねーばーかっちゃぐどー おーまーけーにーどんずぐぞー」
※「かっちゃく」は北海道弁で「引っ掻く」の意味 「けねうぢ」は「くれないうち」の意味 「どんずく」は同じく「つつく」の意味
富山県射水市堀岡
「竹に短冊、七夕まつり、盆に踊れば いちゃけに踊れ」(「いちゃけ」は「いたいけに」で「可愛く」の意味)で、現在は提灯行列として残っている(富山県と北海道、特に小樽や函館とは北前船でつながりがあるし、出稼ぎも多かった)
石川県加賀市南西部山中温泉栢野大杉のある町
「一銭三文、ローソク一丁 あがりました ま〜た一丁 (読経の鐘を鳴らして)チーン!」
(地蔵盆の供物を前にしてお賽銭、供物やローソクが捧げられた時の感謝や催促として、昭和28年通貨が円となった以降も謡われた。)