ショートショートストーリー

厳寒の日、公園で小さな木と大きな木が会話してました。
☻ ねぇ~大きい木さん。
キミは毎年、葉っぱ達も去ってしまった寒い季節、
ジッと我慢して立っているの?
☻ そうだよチビくん。
でもボクはね、ただ我慢してるだけじゃないんだよ。
冬が来るまでの間、
たくさんの葉っぱがボクを彩り、
風に乗ってシアワセの歌を歌い聞かせてくれた。
それを長い時間をかけて思い出しているんだ。
そしてその葉っぱ達は今、
重い雪の下で、
ボクのためにせっせと栄養になってくれているんだ。
チビ君だってそうなんだよ。
だから、次の春のことを想像して楽しんでいようよ。
きっと来る。
あの豊かな季節は必ず来る。
その時を楽しみにね。。。
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ショートショートストーリー。
でも、本当は、
何年も、何十年も何百年も繰り返している、
ロングロングストーリーなのですよね。
今日は成人の日。
昨日・今日と街は、
華やかな若者であふれたことでしょう。
その笑顔を大切に。
それぞれの人生が素敵なロングロングストーリーになりますように。
<今日のココロのカタチ:自分の成人式ねぇ・・・もう遠い昔(;´▽`lllA``>