原始の森とアイヌ語地名

糠平原始の森

糠平原始の森1

昨日の続きです。

ご紹介したタウシュベツ川橋梁のあるこの地域には、
ミズナラの巨木など、大きな樹が鬱蒼と茂っています。
まさに「原始の森」です。


●● “続き(Continue)” に原始の森などの写真が3枚あります●●


ところで、
その 『タウシュベツ川橋梁』 の“タウシュベツ”、
“ベツ” がつくのでアイヌ語なんだろうなぁ~と思っていましたが、
調べてみるとやっぱりそうでした。

タッ・ウシ・ベッ [ カンバ(皮)・多くある・川 ]

という意味から来ているそうです。


北海道の地名には、
① アイヌ語の “音”に漢字を当てたものや、
② アイヌ語を和訳して漢字を当てたものが多いのですが、
タウシュベツ川橋梁のように、漢字を当てずに音をそのまま残したものはむしろ少ないようです。

わたしの住むマチ 『旭川』 は後者で、
アイヌ語では「チュップベツ」と呼ばれていたようで、
その意味は「朝日の出る東の川」。

『札幌』は、「サットポロ」意味は、乾燥した広大な土地。
『函館』 などのように、アイヌ語とはカンケイのないマチもありますけどね。

色々調べてみると面白いです。
 *「北海道のアイヌ語地名」 ↓を参考にさせていただきました。
 http://www1.plala.or.jp/kanakikaku/ainutimei.htm


かく言うわたしも全然ダメ。
この間の旅行中も、夫に笑われてしまいましたもん。

さて、問題です。(笑)
近々アップ予定の地名です。

「大楽毛」

なんて読む?=^-^=うふっ♪


北海道の地名が難読なのは有名?
時間がありましたら、「北海道の地名100問」↓
 http://www17.plala.or.jp/JH8SDF/hokkaido_cyimei/hokkido-cyimei.html
などを覗いてみてもおもしろいかも?

わたしも地元の地名くらいちゃんと読めないとね。
100問中、自信のあるのは半分くらいでした。(´▽`*)アハハ


<今日のココロのカタチ:大楽毛は釧路市です。>



原始の森
糠平原始の森2


大木と若芽・・やっぱり若々しい葉っぱはかわいい~♪
糠平原始の森4


タウシュベツ川橋梁を眺める人たち
糠平原始の森3
くぅ
Posted by くぅ
投稿 2013年07月31日
最終更新 -0001年11月30日

10 Comments

There are no comments yet.

@我楽多  

地名で難しいのは北海道と沖縄って相場が決まっていますが・・・
「大楽毛」は「おおらくけ」で変換できたけれど、ググッたら「おたのしけ」だって・・・
読めねぇ~!!!
じゃぁ~JR四国の徳島線「府中」駅は何と読む???

2013/07/31 (Wed) 13:10

くぅ  

コメントありがと~♪

●我楽多さん
今は、検索かけるとすぐわかっちゃいますもんね。(苦笑)
つまらないですね。
府中は、「こう」だそうですね。
便利というと便利ですが、なんとも・・・

2013/07/31 (Wed) 13:27

キヨ  

こんにちは、初めまして
いつもキレイな写真を拝見させていただいています

北海道に住んでいながら勉強になりました
ホントに普通では読めない地名がイッパイですね
またオジャマさせて下さい

2013/07/31 (Wed) 15:20

星野  

北海道のいろいろな景色、
くぅさんの写真で楽しんでいます。
ありがとう!

にしても地名は難しいですねぇ。
勉強になります。
これもまた、ありがとう!!

2013/07/31 (Wed) 15:34

くぅ  

コメントありがと~♪

●キヨさん
いらっしゃいませ。
わぁ~見てくださっていたのですね。
ありがとうございます。

わたしも北海道に住んでいて、知らないことがいっぱい。
道外の方に教えていただくことが多いんです。
地名も、知らない方が多いんですよぉ。(反省)
これを機会に、少し勉強をしなくちゃと思っています。

チェコへいらっしゃるんですね。
どうかお気をつけて、がんばってきてください。
またおひまがありましたら、遊びに来てくださいね。
今日はありがとうございました。


●星野さん
いつもうれしいコメントありがとうございます。

難しいですよねぇ~地名。
道産子でほとんど道外に出たことのないわたしでも、チンプンカンプン(笑;)
少し勉強しなくちゃって思ってます。

こちらこそお付き合いくださってありがとう~ね。
またよろしくね。

2013/07/31 (Wed) 17:23

カニ光線  

オレの田舎は弟子屈なので大楽毛はわかりますけどどこだったかなぁぁぁぁぁ。ぐらいなもんです。

2013/07/31 (Wed) 19:09

sasamint  

こんばんは。
アイヌの方の言葉は不思議な響きですね。
自然から、きた言葉なんでしょうか・・・
景色もちがいますね。
いいな(しつこい)
応援p

2013/07/31 (Wed) 21:50

ぶっちゃー  

へぇ~

北海道の地名にはそんな由来があったのですね
(._.) φ メモメモ
えぇ~何て読むんやろ?
北海道とか沖縄って難しい名前多いですよね

2013/08/01 (Thu) 00:19

ramuneje  

こんばんは^^

大楽毛・・カンニングしました。w
おたのしけ・・読めませんね。^^;;

言葉の文化って、深いなぁ。

で、今度は、森の風景なんですね。^^爽やか♪

2013/08/01 (Thu) 03:29

くぅ  

コメントありがと~♪

●カニ光線さん
そうなんだぁ~
「テシカガ」ですよね。
この地名も、「テシクツ」って言って笑われましたもん。
で、「オタノシケ」は近いよね。(^ー^)


●sasamintさん
おはよう~ございます。

その昔、北海道はアイヌ民族の国でしたからね、
彼らは自然を愛し、万物に神が宿ると考えたらしいです。
色々な名前にもその精神が残っているようですよ。
わたしたち和人の子孫は、先人の精神を大切にしないとね。

景色・・ありがとうございます。
うん。うん。=^-^=うふっ♪

いつも応援ありがとうございます。


●ぶっちゃーさん
そうなんですよ。
アイヌ民族が自然と対峙しながら暮らしていた地なので、
色々な所にそれが残っているのでしょうね。
「オタノシケ」と読むそうです。
って、道産子のわたし、無知でよく笑われます。(-_-;)

沖縄の地名も難しいよね。
そいうと、「沖縄の人とアイヌの人の顔」ってなんか似てる・・・


●ramunejeさん
おはよ~ございます。

まだまだ難しい地名がいっぱい。
わたしも半分くらいしかわからなかったもの・・て、地元ジンとして失格だね。(´Д`lll)

言葉の文化・・そうですねぇ~
これからまだまだ変遷していくんでしょうね。
もしかして、うん万年後は・・言葉のいらない社会になってたりしてぇ~
その前に人類は・・・わぁ~怖いから考えないわ。

森・・原始の森はひっそりと時を刻んでましたよ。

2013/08/01 (Thu) 08:26

Leave a reply