幻の橋と雨

昭和初期に、十勝北部の農産物や森林資源の開発に貢献した旧国鉄士幌線。
音更川に沿って建設されたため、たくさんの橋が架けられました。
この、タウシュベツ川橋梁もそのひとつで、
古代ローマの水道橋を思わせる美しいデザインは、
大雪山国立公園の自然と建設物を調和させるためだったそうです。
ところがこの橋は、
糠平湖の水位によって見え隠れする幻の橋です。
検索して見ると、
冬には、こんな姿を見せたこともあるそうですよ。
http://www.kamishihoro.jp/files/mtl/0001/n/00000463_1324365898.jpg
(↑上士幌町のHPより)
わたしも何度かここを訪れていますが、
この橋が、水面から顔を出しているのを見るのは初めてです。
旅行中、しばらく雨が降らず、道々で出会う川の状態は水位が低く、もしや・・・?!
と思って寄ってみてラッキーでした。
橋梁付近にパラパラと人影が見えるのは、
1日2回ツアーでここまで行けるそうです。
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山口・島根など豪雨による大きな被害が出ているようですね。
北海道でも、胆振管内を中心に断続的な雨で、
JRの運休や、土砂災害・河川増水の注意が呼びかけられています。
わたしの住む地域では今のところほとんど降っていませんし、
今年は雨の少ない年です。
<今日のココロのカタチ:被災地の早い復旧を願い、お見舞い申し上げます。>