旭山動物園、生と死と・・

旭山動物園の北極ギツネです。
冬の間はまっ白でとても綺麗なそうですが、
ただ今夏毛でごらんのとおり灰褐色。
今年、5月末の「ホッキョクギツネ舎新装オープン」の写真を見ると、まだまっ白で、
別人=ちゃう、別もの?みたいですよ。
名前の通り、ホッキョクを棲み家とするキツネ君、
<おもに日中に行動し、寒さにとても強く-70℃でやっと震え始め、-80℃でも耐えることができる>
そうですが、
旭山動物園が、いかに日本最北の動物園とはいえ、
日中の暑さには、
「まいったぁ~寝るしかないわい」って、ことでしょうか?
暑い季節は、動物にとっても・・体調管理が難しいんですね。
ただ今、シロサイのノシオ君が7月の下旬頃から体調を崩し食欲が落ち、
元気もなくなっているそうですし、
アムールトラのいっちゃんが亡くなりました。
オランウータンのモモちゃんが亡くなったのは、
北国にも桜前線が近づき、庭にも早春の花が咲き始めた
春浅い、4月20日のことでした。
そのことは、「旭山動物園ホームページ」の「動物病院-生と死」に、載っています。(引用)
担当者からの尋常でない無線連絡が入り、部屋に入ると… あまりにも突然で、あまりにも衝撃的な光景が目に飛び込んできました。 担当者は、包丁を片手にモモの胸を押していました。 包丁は、モモの首に絡まったロープを切断するのに使われ、 胸を押しているのは、心肺蘇生とわかりました。 今まで数多くの動物の死に立ち会ってきましたが、 あれほどどっぷりと深い感傷はそう多くありません。 担当者は男泣きし、私も熱いしずくが頬を流れました。 |
読んでいてウルウルしてきました。
でも~その獣医さんの話によると、
♥パパのジャックとママのリアンの間に、また赤ちゃんが出来るかも~♥のようです。
オランウータンの妊娠期間は平均270日(9ヶ月)だそうです。
もしかしたら・・もしかしたら・・・来年の早春には?
そうだったらうれしいなぁ~(^ー^)
この間動物園へ行った時、
ジャックが一人、淋しそうにしていたのは、
そんなわけで、リアンとモリトは別室に隔離されちゃったのね。
ジャック、ガンバレ!そしてリアンはモットガンバレ~♪(人´∀`)
<今日のココロのカタチ:オランウータンは、平均6~9年に1回しか子供を産まないそうです。
モモちゃんとモリトは年の差4歳。来年赤ちゃんが生まれるとするとモリトと3歳差?
ちょっと心配でもあるんだけれど・・・>